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 防災・災害ボランティア活動支援チーム 広島

プロフィールprofile

5Kチームは8.20広島豪雨災害の復旧支援のため設置された災害ボランティアセンター・復興連携センターの運営に従事した市民有志によるボランティアグループです。
被災地域の復旧・復興活動を復興連携センターから社会福祉協議会の通常活動として移行するにあたり、社会福祉協議会が行う支援活動に引き続き協力する目的で創設されました。経験を活かして自治体や社協が提唱する防災活動および発災時に社協・自治会等の被災地支援活動に協力しています。
『5K』とは「記憶・継承」「警戒・広報」「教育・訓練」「交流・交換」「行動・活動」のチーム目標を表しています。

5Kチームのめざすもの

〜市民の立場で5K(互恵・お互いさま)の活動〜

-1K- 記憶・継承
被災の記憶、復旧支援活動の継承・伝承
-2K- 警戒・広報
あらゆる災害への警戒・防災意識の啓発
-3K- 教育・訓練
災害ボラセン運営実務手順書や資機材の整備、運営人材の育成や訓練への参加
-4K- 交流・交換
防災組織・被災地等との経験交流、ノウハウ交換(他の被災地含む)
-5K- 行動・活動
発災時における社会福祉協議会、自治会・自主防災会、行政への協力

5Kチームは
●安佐南区社会福祉協議会登録のグループです
●安佐南区ボランティア連絡会のメンバーです。
●広島市「いきいき活動ポイント事業」の認定活動団体です。


5Kチーム 創設時の思い

 趣意書
平成26年8月20日の豪雨による土砂災害で安佐南区は甚大な被害を受けました。
犠牲となられた方へのご冥福をお祈りいたします。
避難生活のサポート、住宅や生活環境の応急復旧から地域復興へと行政機関をはじめ区内外から大勢のボランティアの支援をいただきました。
私たち市民は安佐南区社会福祉協議会に設置された「災害ボランティアセンター」の運営支援や復旧・復興活動を被災地の皆さまと手を携えて精一杯進めてきました。
しかし、被災された方々はもっと迅速に、ボランティアに出向いてくださる方々はもっと効率的にと、沢山のご意見・アドバイスをいただき、多くの教訓とノウハウを積み重ねてきました。

いま街は復興まちづくりビジョンにそって、防災施設の整備とともに行政と市民・企業が認識を共有して、継続的な防災力の向上のために協働して前進しているところです。この柱のひとつに、災害の教訓を生かした防災・減災まちづくりの展開が掲げられており、教訓の共有・継承、情報発信などの組織体制を整備し、住民自らが的確に行動できることを期待され、安佐南区および学区の社会福祉協議会も積極的に参画しています。
このようなことからも社会福祉協議会が自治会、自主防災会、民生委員等と共に推進する防災・減災活動を、8.20災害ボランティアの支援を経験した市民として引き続き支援・協力できる組織づくりが必要と考えました。また、経験の継承、日常の防災活動、そして万一の災害発生時に、迅速・的確に支援活動を展開するためには、より多くの方々に参画いただくことや地域で活躍されているグループと連携することが重要であり、安佐南区社会福祉協議会のボランティアグループとして登録し、地域社会に広く貢献できることをめざすものです。

ボランティア経験の有無を問わず幅広い皆さまのご賛同とご参加をお願い致します。

 平成28年8月20日 5Kチーム創設幹事会
 呼びかけ人代表者 桑 田 信 介(防災士)


5Kチームの行動指針(会則発災時抜粋)

(本則)第5条(活動の基本)
4.会員は自分の本来の仕事(勤務・自治会・防災活動等)、家庭、ボランティアが優先され、災害時においても本会会員であることで一切の拘束をされるものではない

【発災時行動指針】
1.自分・家族の安全、地域・仕事を優先し、支援が必要な場合はこの会にも応援を求める
(補足)
・ 被災地に居住または旅行等で出向いている会員は、身近な会員に安否を通報する
・受信した会員は役員に情報を伝達する
2.自分の周辺に被害がない者は情報収集し、安全確保を前提に被災地(社協・自主防など)をめざす
(補足)
・震度5弱以上の場合は、広島市災害ボランティア調整会議が招集される
・発災初期は通信の混雑を避けるため被災地内社協への問合せを控え、最寄りの社協等にて情報収集する(原則事項)
・自分および周辺の安全が確認できた者から、安佐南区社協または当該自治会・自主防災会に自ら赴き、支援の必要性等の観点で状況を把握して、必要な場合は指揮下に入る(原則事項)
・市災害ボランティア調整会議が開催され、安佐南区社協に災害ボランティアセンターが設置された場合は災害ボランティアセンターの指揮下に入り、責任者の指示もしくは必要と判断した運営支援を行う
・その他区に災害ボランティアセンターが設置された場合は、安佐南区社協と連携・要請により、当該センターの指揮下での支援を行う
・これらによりがたい場合は、キャプテン・リーダー等との連絡調整により臨機の支援を行う